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投資の基礎知識 第6回 投資信託①

女性が指摘

何か投資をしなくてはいけないなと思った時、投資する対象は無数にあります。株、債券、為替・・・そんな中で投資信託というものがあります。

銀行窓販が始まって20年過ぎたこともあり、メジャーになってきた投資信託。ただ、なんとも実態がわかりにくいことと名前のつけ方も様々で得体が知れないと思う方も多いと思います。

投資信託の実態といくつかの種類、おすすめの投資スタンスについて紹介していきます。

投資の基礎知識 第6回
投資信託①

投資信託について初心者向けの紹介となります。

  • 投資信託ってどんなもの?
  • 投資信託の種類
  • 銘柄選びの注意点
  • おすすめの投資スタンス

投資信託ってどんなもの?

資金

まずは投資信託とはどんなものかです。例えば 

株式投資信託(株式投信)といえば①株式を②何十億円もかけて③たくさんの銘柄に投資します。④銘柄の選定はプロが行います。それを⑤一口1円ほどに分解して買いやすくしたものが投資信託です。

株式投信は株を買います。公社債投信は公社債を買います。バランス型というと株や債券を買います。
○○投信という名前だけでも大方何を買っているのかの種類の見分けがつきます。

投資信託の運用開始時は投資家(個人を含む)から集めた資金で、投資対象となる株や債券などを買付けることから始まります。何十億円もの資金を集めることで、
個人投資家では手を出せないような株式を買ったり、仕組みを作り上げることができます。

例えば個人で100近い数の銘柄に投資したら大変な資金を必要とします。でも、長期で安定した利益を確保しようとすると、どうしてもたくさんの投資対象に分散投資する必要があります。投資信託はそれを個人でも可能にするためにできた制度といっても、過言ではありません。

ファンドマネージャーとかアナリストと呼ばれる株式投資や銘柄選定のプロがチームを組んで、買うべき銘柄や売るべき銘柄を検討して投資信託を作り上げます。そして買い時、売り時を見計らって資産の入れ替えを行いながら投資信託全体としての値上りを目指します。ただし「プロが運用しているから儲かる」とは言い切れません。

運用開始当初は一口1円で始まります。そして構成する資産の値動きによって、毎日値段は変動します。一般的に一口は1円ですが、購入は大抵10,000口単位だったり、金額指定で購入したりします。尚、口数と金額に関しては商品によりけりですので、購入する際は気を付けてください。

*投資信託のコストについて

投資信託は基本的に購入時に購入代金の〇%といった購入手数料か、売却時に売却金額の〇%という売却手数料を支払います。購入方法によって、代金+αで払うのか代金に込みなのか分かれます。一部にノーロードと言ってそういった手数料を徴収しないものもあります。

加えて、信託報酬というものがあります。信託財産(投資信託の総資産額)の〇%というものを日割で徴収します。上記のノーロードのものの中にはこの信託報酬が高く設定されているものもあるので注意が必要です。

投資信託の種類

クローバー

投資信託の種類についてですが、投資対象によって無数に分かれているといっても過言ではありません。よって、よく出てくる区分についていくつかご紹介します。

1.アクティブ型パッシブ型(インデックス型)

この二つの違いは、運用におけるファンドマネージャーの関わり方の違いです。アクティブ型とはファンドマネージャーの采配で比較的自由に銘柄を選択できるタイプの投資信託で、ファンドマネージャーの力量が試されます。
一方でパッシブ型(インデックス型)とはインデックス(日経平均などの指数)に連動することを目的としたもののことを言います。
一般にインデックス型のほうがファンドマネージャーによる調査等にかかるコストが抑えられるため、信託報酬が安く設定されています。

2.為替ヘッジ有為替ヘッジ無

外国投信(投資対象が海外資産のもの)の場合、投資対象となる資産はドルやユーロなどの外貨で購入することになります。当然に為替の影響を受けて構成する資産の値上り値下がりに加えて、為替の上下による影響を受けることになります。この為替の影響をそのまま受けるのが為替ヘッジ無、為替の影響を受けにくくするような仕組みを備えたものが為替ヘッジ有です。
一般に為替ヘッジ有の方が為替の影響を受けにくくすることに経費がかかる分、投資効率は悪くなります。

3.バランス型

バランス型投資信託というものがあります。これは株式と債券などの割合を一定のバランスに保って運用することを目的とした運用方針のものです。バランス型は株式を〇%などとうたっていて、購入する際に銘柄を選ぶことでリスクの大きさを選択することができるようになっています。
主に、確定拠出年金の選択可能なファンドラインナップなどで見かけられます。
運用手数料は安くなっているものが多いですが、インデックスファンドほどではありません。

4.毎月分配型

毎月決まった日に分配金を支払うことを目的とした投資信託です。25年ほど前に一時期ブームになって銀行窓口などでも盛んに販売されました。安定した分配金を支払うことを目的としているため、構成する資産の値上り値下がりに関係なく(しばらくの間)一定の分配金を支払います。よって、値下りし始めても分配金の支払ありきであることから、運用益だけでなく運用の元本を削って分配金を支払います。よってさらにファンドは値下がりします。運用益を分配してしまうので複利運用のメリットも受けられません。NISAやiDeCoの運用対象からは外されています。

銘柄選びの注意点

夫婦二人

投資信託には株式にはない特有の注意点がありますので、解説します。

アクティブ型の投資信託については運用開始前や運用開始直後のものは避け、運用開始から比較的時間のたっていないものを選びましょう。理由はファンドマネージャーは慎重に判断して投資するのですが、どうしても失敗はあります。また運用開始からあまり時間が経ってしまうと、資金流出により思うような運用ができなくなってしまう投資信託というものも、少なからずあります。よって、アクティブ型の投資信託で運用開始から時間が経ったものについては、内容を精査する必要があります。

テーマ型の○○関連銘柄に投資します。といったものは流行り廃れがあります。よって、長期投資には向いていません。

インデックス型投資信託については、本当にインデックスに連動できているかを確認しましょう。どういうわけかインデックスから乖離していってしまう投資信託は意外とあります。直近の値動きなどWeb上で確認してから投資したいところです。

公社債投信については、解約手数料についての確認とクローズド期間(解約できない期間)がないかを確認しましょう。

あとは過去の運用成績を過信しない。投資信託の中には運用当初に新規公開銘柄などによって、たまたま高成績を残したりするものがあります。一度大きく分配金を出すような運用をしたからと言って、過信は禁物です。過去は過去と割切って考えましょう。

おすすめの投資スタンス

夫婦二人

投資信託はたくさんの投資対象に投資することで、安定した運用を目指す傾向があります。今日買って明日上がるというものではありませんので、まずはじっくり構えること。

投資の鉄則として長期分散投資という言葉をお聞きになったこともあると思います。最初から投資対象の分散はできていますので、何度かに分けて購入することによって時間の分散もできます。後は長期で保有する(5年は見てほしい)ことで利益を確保することができる確率は格段に上がります。

新NISAでは積立投資枠が1800万円まで使えます。月々10万円の購入で15年、月々5万円なら30年、3万円なら50年(ちょっと長いな)。安いと思えた時には同じ商品を成長投資枠で追加購入なんて手も使えます。

なかなか夢が膨らむ話だと思いませんか?老後2000万円問題なんて言うほど怖くないのかもしれません。

2024/6/26更新

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